2019年11月3日日曜日

2019年度 夏の生涯学習講座のご報告

2019 年度 夏の生涯学習講座のご報告


 2019 年 8 月 24 日(土)、長野保健医療大学にて夏の生涯学習講座が開催されました。
 今回の講座は長野赤十字病院脳神経救急センター長兼神経内科部、日本認知症学会専門医である矢彦沢裕之先生を講師としてお迎えし、「認知症の解剖学的知識からセラピストの役割まで」をテーマにご講演いただきました。

 矢彦沢裕之先生は長野県塩尻市出身で信州大学医学部を卒業され、自治医科大学付属病院、都立病院などで研修後、神経内科医を志し信州大学医学部第三内科に入局。ノースウェスタン大学(米国シカゴ)研究員、小諸厚生総合病院(現浅間南麓こもろ医療センター)神経内科医長を経て、2001 年より長野赤十字病院で勤務されています。また、日本神経学会専門医、日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医としてもご活躍されております。

今回の講演では
・主な認知症の特徴
・認知症の症状と治療
・認知症のケア
・認知症とリハビリテーション
についてお話いただきました。

 現在、国民 4 人に 1 人が 65 歳以上という超高齢社会に突入した日本において、介護を必要とする要介護高齢者の数も増加し、高齢者の 5 人に 1 人が認知症という時代は目の前に迫りつつあるといわれます。また、平均寿命の延伸により認知症患者数はさらに増加していくことが予想され、関わり方やケアを今後いかに担っていくかが社会問題となっています。自身の職場でも認知症の方との関わりは多く、取り組み方に悩むことが多くあります。
 矢彦沢先生は、「認知症とは不安を起こす病気、不安になる病気である」とお話しされました。認知症の中核症状の進行にともなって低下する記憶力や判断力の中で、不安な状況の打開を図るための行動が周囲に理解されず、結果軋轢を生むことでストレスが生まれます。そして不安状態が進行し、さらなる周辺症状が誘発されます。認知症の治療として、中核症状を軽減させる薬剤があるものの、認知症は治らないとされています。
 しかし、私たちの関わりの中で、認知症の人の気持ちを理解し、感じるストレスを取り除いてあげることが安心となり周辺症状の緩和につながります。その具体的な方法の 1 つとしてとして、「ユマニチュード」の紹介がありました。このユマニチュードとは、究極のやさしさの技法で介護を上手に行うための技術です。「見る」「話す」「触れる」「立つことの援助」を4つの柱とするケアであり、あなたのことを大切に思っていることを伝えるための方法です。
 「見る・話す・触れる」といった、人ならではの包括的なコミュニケーションと、自己の尊厳を実感できる「立つことの援助」が、認知症によって失いかけた尊厳を取り戻すことにつながるということでした。
 私たちの日々の関わりの中で、まずは自身のわずかな変化や行動から認知症の方の不安を取り除いてあげることが安心した生活につながるのだと思います。今までの自分の関わり方を見返し、この講演会で学んだことを活かして認知症の方と関わっていけたらと思います。
 

以上、講演会のご報告とさせていただきます。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

     桃李会 広報局

2019年7月4日木曜日

2019年度 桃李会総会および夏の生涯学習講座のご案内

2019年7月吉日
同窓生 各位
桃李会会長 齋藤 靖之


桃李会総会および夏の生涯学習講座のご案内

拝啓 盛夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、2019年度桃李会総会および夏の生涯学習講座の開催が下記内容にて決定いたしましたので皆様にお知らせいたします。今回は長野赤十字病院神経内科部の矢彦沢裕之氏を講師としてお招きし、認知症をテーマにご講演いただきます。会員皆様のご参加を心よりお待ちしております。
敬具
      1. 期 日
    2019年8月24日(土)

  2. 会 場
    長野保健医療大学

  3. テーマ
    「認知症の解剖学的知識からセラピストの役割まで」

  4. 講 師
    矢彦沢 裕之氏(長野赤十字病院神経内科部長 日本認知症学会専門医)

  5. 日 程
    ① 開場    13時00分
    ② 受付    13時30分
    ③ 総会    14時00分
    ④ 講座開講  14時30分
    ⑤ 講座閉講  16時00分 

  6. 会 費
    無料
  
  7. 託 児
    無料(下記申し込みフォームから事前登録をお願いします)

  8. 申 込
    会場準備の都合上、出欠のご返事を8 月5日(月)までにお知らせください。
    申し込みは下記リンクから、または桃李会FACEBOOKから専用フォームへアクセ
    スしていただき登録をお願いいたします。フォームが正常に表示されない場合や
    ご不明な点等ありましたら、氏名・卒業期・学科をご記入の上、下記担当者まで
    ご連絡ください。
以上

  申し込みフォーム


   



   四徳学園同窓会 桃李会 事務局
   mail : nrc.dousou@gmail.com
   担当:松本 夏美

 

2019年5月19日日曜日

平成30年度冬の生涯学習講座のご報告


平成30年度 冬の生涯学習講座のご報告


平成31年2月2日(土)、長野保健医療大学にて冬の生涯学習講座が開催されました。
長野保健医療大学理学療法学科准教授である赤羽勝司先生を講師としてお迎えし、「スポーツ領域に関わる(関わりたい)療法士へ ~30年間の経験から~」をテーマにご講演いただきました。

今回の講演では、
・「たまたま」
・4C「Challenge」「Chance」「Change」「Choice」 
をKey wardにお話いただきました。

 まず、赤羽先生は信州大学大学院工学系研究科博士後期課程を修了後、信濃医療福祉センターで勤務されました。ここでは、発達障害や肢体不自由児に対する理学療法を実施されていました。ここで勤務されていた先輩が障害者スポーツに関わられており、「たまたま」職場環境からこの領域に携わるようになりました。その折、岡谷市に医科学スポーツセンターを構想に株式会社やまびこスケートの森が設立され、スポーツ分野に関わる理学療法士として障害者スポーツに関わる先輩に声が掛かりました。しかし、「たまたま」諸事情で断ることとなり、赤羽先生が推薦されました。やまびこスケートの森に移られた後、「たまたま」長野県主幹の国民体育大会冬季大会が開催されることとなり、長野県のスピードスケート強化合宿へ帯同するようになりました。また、その時期には「たまたま」日本スケート連盟ナショナルチームも合宿しており、ナショナルチームのチームドクターと「たまたま」知り合ったきっかけでナショナルチームのトレーナーとなり、合わせて地元下諏訪の強豪である実業団のトレーナーも兼任されました。これらの経緯からスピードスケートの領域に深く携わるようになられたそうです。





スポーツ領域に関わるにあたり、臨床現場でも同様ですが社会人としての常識を持ち、責任感、倫理観、協調性そして専門性が大切になるそうです。現場での目的・役割を理解し、それを行動に移せるかどうかが重要になります。スポーツ領域での現場は、療法士が求められているわけではなく、メディカルスタッフの一員として何を求められているのかを理解し、それに対して即座に対応できる人材が求められています。

お話の中に、様々な問題解決を目指して「Challenge」することが大切である。必ず「Chance」が生まれる。それを掴みとり、自ら「Change」する。その内容を慎重に「Choice」することが大切であり、いつも同じ「Choice」では変わらない、とありました。療法士として何を見据え、今何をすべきかを考えて行動に移す必要があるのだと思います。

赤羽先生は、「たまたま」という言葉を協調されておりました。この「たまたま」という言葉は偶然を意味します。しかし、その背景には人との関係を大切にし、相手からの期待に自分のすべてを以て応えていくことの積み重ねが信頼関係を構築し、結果必然となっているのだと感じました。「たまたま」をどのように発展させることができるのか、自身が理学療法士・作業療法士としてはもちろん、一人の人間としてどう向き合っていくのかということも勉強させていただいた講演でもあったように思います。





 以上、講演会のご報告とさせていただきます。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

桃李会 広報局

2018年12月13日木曜日

冬の生涯学習講座のご案内


同窓生 各位
平成30年10月吉日
桃李会(長野保健医療大学同窓会)
会  長 齋藤 靖之
研修会長 山岸 正樹

平成30年度 冬の生涯学習講座のご案内

 拝啓、紅葉の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 この度、平成30年度冬の生涯学習講座を開催することとなりました。今回の生涯学習講座は、長野保健医療大学の赤羽勝司先生を講師にお迎えし、平昌オリンピック(2018)に理学療法士としてご同行されての経験や、スポーツリハビリテーションについてのご講演をして頂く予定です。
赤羽勝司先生は、スピードスケートやパラアイスホッケー他、冬季オリンピック種目のサポーターとして幅広くご活躍されており、非常に貴重なご講演になるかと思います。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加頂きますようお願い申し上げます。
敬具

1. 日    時   平成31年2月2日(土)
         13:00~ 受付開始
         13:30~ 開講・はじめの挨拶
         13:45~ 講演開始
         15:15~ 講演終了・終わりの挨拶
         15:30  終了

2. 会    場   長野保健医療大学

3. 講  師   赤羽 勝司先生(長野保健医療大学 理学療法学科)

4. テ ー マ   スポーツ領域に関わる(関わりたい)療法士へ ~30年間の経験から~

5. そ の 他   お申し込みは、下記のリンクよりお願い致します。

 平成30年度冬の生涯学習講座参加申し込みフォーム



 当日、託児所(保険加入料は同窓会負担)を開設致します。
 詳細な案内につきましては、12月頃を予定しております。
(桃李会ブログ等にてご案内致します)
 
 ご不明な点等ありましたら、下記メールアドレスまでお問合せ下さい。


 桃李会 事務局 nrc.dousou@gmail.com


以上

2018年10月13日土曜日

桃李会報第5号発行

桃李会報第5号の用意ができました!
ブログで先行公開致します。
会員の皆様、ぜひご覧ください。

先行公開の会報第5号は、こちらから。

桃李会報第5号



昨年同様、各職場宛に印刷したものを送付させていただくことになっています。
もうしばらくお待ちください。

よろしくお願いいたします。

広報局

平成30年度夏の生涯学習講座のご報告



平成30年8月25日、長野保健医療大学にて、夏の生涯学習講座が開催されました。
今回は、“OTの枠を越えた地域でのかかわり”ということで、「リハ職が行う障害者支援」というテーマのもと、作業療法士の二宮彰浩先生にお話をいただきました。二宮先生は、特定非営利活動法人ケ・セラ、松本圏域障害者総合相談支援センターボイスにおいて、コーディネーターとして委託相談の業務に従事されています。また、平成28年には、一般社団法人テーブルクロス(通称、座・TABCLO)を設立されています。



今回の講演では、
・障害福祉の現場について
・相談支援のあり方
・福祉サービスについて
・障害者就労支援について
・『座・TABCLO』について
以上のことを中心にお話いただきました。

具体的には、「障害福祉では、64歳までの障害状態にある人を対象とし、障害者総合支援法(18歳までは児童福祉法)に基づいて支援していきます。身体障害・知的障害・精神障害の三障害に加え、高次脳機能障害、発達障害、難病も対象となります。まず前提として、障害と疾病は異なるものです。疾病がきっかけとなって生活のしにくさが出現し、それが慢性的に継続している状態を障害と呼びます。私たちは、日々“こうありたい姿”に向かって邁進していますが、障害状態になったときに、思い描く姿とは異なるところで身動きがとれなくなってしまうことがあります。そこから、“こうありたい姿”を目指せるよう、援助していくことが相談支援のあり方」といった事を話して下さいました。
また、先生は、人の暮らしの中で必要な3つの居場所についてお話して下さいました。「まず、第1の居場所が暮らしの場で、第2の居場所は学校や職場です。多くの人の生活は、平日は学校や仕事、その他治療や手続きなど予定があり忙しく、一方で、週末は社会資源もオフでやることがなく、時間を持て余し、気が付けば週末が終わってしまう…というのが現状です。そんな中、“平日を頑張るために充実した週末を過ごせる第3の居場所を提供したい”そんな想いで『座・TABCLO』を設立しました。座・TABCLOは、“(日)の作業!”と題し、日曜日の午前中に様々な活動を行っている法人です。」という様な内容でした。






今回、OTとしての知識や経験を活かし、障害者支援という立場でご活躍されている先生のお話をお聞きして、今後、リハ職の活躍の場はますます拡大していくのではないかと感じました。そんな中で、作業療法士の専門性を見失わずに発揮していけるよう、日々精進していきたいと思います。
以上、夏の生涯学習講座の報告とさせていただきます。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

2018年7月14日土曜日

平成30年度桃李会総会、夏の生涯学習講座のご案内


桃李会よりお知らせです。




拝啓 盛夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 
この度、第7回目となります桃李会総会および夏の生涯学習講座を下記のとおり開催する運びとなりました。同窓生の縦横の結びつきを深め、同窓生・在校生が一段と活躍できる土壌を作るために、皆様お誘い合わせの上、ご来会くださいますようお願い申し上げます。 
今回の総会は母校・長野保健医療大学が会場となっております。ともに過ごした母校で、同窓の友と互いに切磋琢磨した頃の思い出を語り合えることを楽しみにしております。 
敬具


1. 期 日  平成30825日(土) 
2. 場 所  長野保健医療大学 ℡ 0262836111 
3. 日 程  

  1. 開  場   1300分  
  2. 受  付   1315分  3階 講堂前
  3. 桃李会総会  1345   3階 講堂
  4. 会   1430分  「 OTの枠を越えた地域でのかかわり 」                                                          二宮 彰浩  氏(特定非営利活動法人ケ・セラ松本圏                                                               域障害者総合相談支援センターボイス)
  5. 散  会   16時頃(予定)
4.  会 費  総会・研修会 無料
5.託児所  無料  保険料は同窓会が負担いたします。
6. その他  
 会場準備の都合上、出欠のご返事を8 10日(金)までにお知らせください。総会中に議案の決議を行う都合、欠席の方も必ずご連絡ください。なお欠席の場合はすべての議案について会長に委任させていただきますのでご了承ください。

 申込は下のリンクよりお願いします。




フォームが正常に表示または機能しない場合は桃李会のメールnrc.dousou@gmail.com に氏名・卒業期あるいは卒業年、卒業学科、総会に出席か欠席か、夏の生涯学習講座に出席か欠席か、託児を希望するか、をご記入の上ご連絡下さい。 
その他ご不明な点等は上記メールアドレス、担当:事務局 松本 までお問い合わせください。     
                                       
以上