2019年5月19日日曜日

平成30年度冬の生涯学習講座のご報告


平成30年度 冬の生涯学習講座のご報告


平成31年2月2日(土)、長野保健医療大学にて冬の生涯学習講座が開催されました。
長野保健医療大学理学療法学科准教授である赤羽勝司先生を講師としてお迎えし、「スポーツ領域に関わる(関わりたい)療法士へ ~30年間の経験から~」をテーマにご講演いただきました。

今回の講演では、
・「たまたま」
・4C「Challenge」「Chance」「Change」「Choice」 
をKey wardにお話いただきました。

 まず、赤羽先生は信州大学大学院工学系研究科博士後期課程を修了後、信濃医療福祉センターで勤務されました。ここでは、発達障害や肢体不自由児に対する理学療法を実施されていました。ここで勤務されていた先輩が障害者スポーツに関わられており、「たまたま」職場環境からこの領域に携わるようになりました。その折、岡谷市に医科学スポーツセンターを構想に株式会社やまびこスケートの森が設立され、スポーツ分野に関わる理学療法士として障害者スポーツに関わる先輩に声が掛かりました。しかし、「たまたま」諸事情で断ることとなり、赤羽先生が推薦されました。やまびこスケートの森に移られた後、「たまたま」長野県主幹の国民体育大会冬季大会が開催されることとなり、長野県のスピードスケート強化合宿へ帯同するようになりました。また、その時期には「たまたま」日本スケート連盟ナショナルチームも合宿しており、ナショナルチームのチームドクターと「たまたま」知り合ったきっかけでナショナルチームのトレーナーとなり、合わせて地元下諏訪の強豪である実業団のトレーナーも兼任されました。これらの経緯からスピードスケートの領域に深く携わるようになられたそうです。





スポーツ領域に関わるにあたり、臨床現場でも同様ですが社会人としての常識を持ち、責任感、倫理観、協調性そして専門性が大切になるそうです。現場での目的・役割を理解し、それを行動に移せるかどうかが重要になります。スポーツ領域での現場は、療法士が求められているわけではなく、メディカルスタッフの一員として何を求められているのかを理解し、それに対して即座に対応できる人材が求められています。

お話の中に、様々な問題解決を目指して「Challenge」することが大切である。必ず「Chance」が生まれる。それを掴みとり、自ら「Change」する。その内容を慎重に「Choice」することが大切であり、いつも同じ「Choice」では変わらない、とありました。療法士として何を見据え、今何をすべきかを考えて行動に移す必要があるのだと思います。

赤羽先生は、「たまたま」という言葉を協調されておりました。この「たまたま」という言葉は偶然を意味します。しかし、その背景には人との関係を大切にし、相手からの期待に自分のすべてを以て応えていくことの積み重ねが信頼関係を構築し、結果必然となっているのだと感じました。「たまたま」をどのように発展させることができるのか、自身が理学療法士・作業療法士としてはもちろん、一人の人間としてどう向き合っていくのかということも勉強させていただいた講演でもあったように思います。





 以上、講演会のご報告とさせていただきます。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

桃李会 広報局

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